8月30日(日)に,[家賀再生プロジェクト]のガイドの方に案内していただき,
家賀地区の散策に行ってきました。
午後9時に貞光ゆうゆう館を出発
最初に,家賀地区の全体を見ることができる場所に行き,
家賀地区の様子を見学しました。

続いて,家賀道下地区に移動し,世界農業遺産にも認定されている
傾斜地農耕を行っている段々畑を見学しました。
ここの段々畑は,きれいな石積みでつくられており,
この地域でとれる結晶片岩をうまく組み合わせて,きれいな石積みに
していました。
写真の右下にはカヤ場があり,このカヤを土止めなどいろいろ活用して
いるとのことでした。

次に,
端四国八十八ケ所20番札所の観音堂に移動しました。
この観音堂は,三方開きになったお堂で,三方向が開いたお堂は
あまり見たことがなったのですが,このような造りのお堂はこの地域
では多いとのことでした。

続いて,
児宮神社(ちごのみやじんじゃ)を案内していただきました。
この神社も立派な造りで,やはり,結晶片岩をうまく活用して基礎の部分を
作っていました。

最後に,「家賀再生プロジェクト」グループの皆さんが栽培している
藍畑を見学しました。ここで栽培している藍は,葉を収穫してパウダー状にし,
食用の「藍の粉」として商品化しているそうです。

半日ほどの行程でしたが,いろいろなことを知ることができ,
大変有意義な散策でした。