11月23日(土)
藍よしのがわロッコ かちどきの風
地域ビジネス科3年生によるおもてなし
地域ビジネス科3年生がT・I・Bの3チームに分かれて、11月に3回阿波池田駅~穴吹駅まで藍よしのがわトロッコおもてなし活動をしました。
私たちIチームは、23日におもてなしをしました。
オリジナルのあい❤トロカードやつるぎ町に関するパンフレットを配り、自分たちならではのおもてなしをしました。
お客様の元までいき、皆さんと写真を撮ったりしてとても喜んでくださりました。
寒い中でしたが、たくさんのお客様が私たちのアナウンスに耳を傾けてくださり、とてもうれしかったです!
こんな田舎に県外や四国外(東京)などの遠方から来ていた方もいたので、とても驚いたと同時に嬉しい気持ちでいっぱいでした。
<感想>
Nさん
私が特に力を入れたのは、あい❤トロカードの作成です。
最初はどんなデザインにしようかすごく迷いましたが、ゲームをしているときに思いついたポケモンカード風に作ることにしました。
写真を切り抜いたり、トロッコ列車に関連する数字を加えたりして工夫をしました。
ガイド原稿の作成で私がこだわった部分は、地元の動物たちや飲食店についてです。
お客様に少しでも楽しんでもらえるように、自分が実際に見て感じたものを取り入れました。
原稿を作成しながら、地元の新たな魅力を発見でき、地元を知る楽しさを感じることができました。
本番は、みんなで楽しみながら地元を紹介したり、方言でガイドをしたりしました。
すごく寒かったですが、地元の人たちによるお手振りのおかげで心も体も温まりました。
終わった後、SNSでお客様が「楽しかった。高校生のガイドが行われたときにまた行きたい」とつぶやいてくれていました。
私たちのガイドでお客さんを楽しませることができたことが、すごくうれしかったです。
トロッコに乗らないとわからないことがたくさんありました。
地元の方々が笑顔で手を振ってくださる場面がたくさんありました。
そのような光景を目にするたびに、徳島県民の温かさや支えを感じて心がほっと和みました。
特に印象に残っているのが、貞光太田地区の方たちが旗を振って列車を見送ってくださったことです。
その温かさに列車内全体が優しい雰囲気に包まれたように感じました。
Mさん
私は友達とよく行く飲食店の紹介文を考えたりしました。
でもかしこまった感じではなく、たくさんアドリブを入れて、ラフでお客様と仲良くなれるような時間にしたいと思っていました。
それを目指してアナウンスをしてみたところ、何を話そうか考えてしまって簡単ではありませんでした。
トロッコの感想を聞かれて、はじめはうまく言えそうな感じだったけど、話しながら考えれば考えるほど、なんて言えばいいのかわからなくなってしまい、最後はなんというかぬるっと終わってしまいました。
それでもお客様は笑顔で聞いてくれたり、拍手をしてくれたり、たくさん反応してくださいました。
私もみんなもすごく楽しいと感じられる、素敵な時間でした。
Aさん
私はパンフレットの作成や、大まかなアナウンスの原稿を考えました。
パンフレットはつるぎ町探索の際に撮った写真を使いました。
私たちが感じた正直な感想を取り入れ、自分たちにしか作ることができないパンフレットになったと思います。
みんなで撮った写真も加え、見てもらう方々に楽しんでもらえるように工夫しました。
原稿はみんなが詳しく調べてくれたおかげで、構成を考えやすかったです。
Google mapと照らし合わせながら、丁寧に仕上げることができたと思います。
私は今回初めてトロッコに乗車しました。
初めて見たときとても迫力があり、色の配色も綺麗な青色で、新鮮な気持ちになりました。
お客様はみなさん優しく、周りの風景を見ながら私たちのガイドを真剣に聞いてくださり、落ち着くことができました。
また積極的にお客様とのコミュニケーションを図ったり、一緒に写真撮影をしたり、アドリブでガイドをしたりするなど、Iチームメンバーのそれぞれの良さを生かしたガイドになったと思います。
貞光駅での停車時間では、あい❤トロカードや作成したパンフレットを配りました。
配る際のお客様への接し方が難しかったですが、皆さん笑顔で「ありがとう」と声をかけてくれたのですごく嬉しい気持ちになりました。
思っていたよりもあっという間におもてなし活動が終わり、ホッとした気持ちとまだ藍よしのがわトロッコに乗っていたいという気持ちになりました。
おもてなし活動を通して私が一番印象に残ったのは太田地区の皆さんによるおもてなしです。
一人一人が笑顔で手を振ってくれたり、青のはっぴだけでなくクリスマスの帽子を被ってくれたりしていて、自然と笑顔になることができ、とても感動しました。
太田地区の皆さんは、私が知るよりもはるか前から手を振ってくれていると聞いていたので、実際に見てみて、お客様は嬉しい気持ちになるだろうなと改めて思いました。
一時間もアナウンス活動があると思っていましたが、体験してみると本当に一瞬でした。
今回の活動でたくさんの思い出を作ることができ、いい経験になったと思います。
ありがとうございました!
Hさん
私はトロッコ列車おもてなし活動をしてみて、”とても楽しかった”のが一番の感想です。
阿波池田駅から穴吹駅という時間は意外と一瞬で、とても印象深い時間でした。
寒い中でしたがたくさんのお客様が、私たちのガイドを聞いてくださりとてもうれしかったです。
お客様が楽しんでいる様子を見て、この活動をしてよかったと思いました。
トロッコ列車から見た景色は、いつもの汽車から見る景色とはまた違った景色でした。
とても自然がいっぱいできれいな景色でした。
特に吉野川はきれいで迫力がありました。
何より太田地区の皆さんが、サンタの帽子で手を振ってくださる姿にとても感動しました。
太田地区以外でも地域の人がトロッコに手を振っている姿を見て、人の温かさを感じることができました。
より自分たちの地元や、地元に住んでいる方達のことが大好きになりました。
私は地域の良さを他県の方などに知らせたいと思い、地域ビジネス科に入学しました。
人前がそこまで得意ではありませんでしたが、このような活動を経験して魅力をアピールできて嬉しかったです。
自分の地域には良いところが一つもない田舎だと思っていたのですが、地域ビジネス科に入学して地域のことをより深く知ることで、自分が知らなかった飲食店やお店、観光名所などを知り、私たちの地域は魅力がたくさんのすばらしい地域だと思うようになりました。
自然しかないと思っていましたが、その自然がとても素晴らしいことに気づきました。
魅力をしっかりと伝えられるように自分の地域のことをもっと知りたいと思いました。
高校生活最後に、地域ビジネス科として、こうして地域に貢献することができて本当によかったと思います。
後輩たちにも、地域ビジネス科を選んでよかったと思える活動を、もっともっと続けていってほしいと思います。