令和6年度 学校長あいさつ

 

 

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校長 濵口 和弥(はまぐち かずや)

 

 

 つるぎ高校のホームページを御覧いただきありがとうございます。
 徳島県立つるぎ高等学校の校長 濵口和弥と申します。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、本校は、県西部の美馬郡つるぎ町に位置する専門高校で、平成26年4月1日に貞光工業高校と美馬商業高校が発展的に再編統合して新たに開校しました。
 本校は、工業科と商業科を設置しており、それぞれの特色を生かした教育活動を展開しており、本年度11年目を迎える歴史の新しい学校です。
 日頃は、本校の教育活動に対し、御理解と御支援をいただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。
 さて、徳島県では、令和5年度から教育、学術、文化及びスポーツの振興に関する施策の根本となる方針として、令和5年3月に、「徳島教育大綱」が改定され、本校におきましても、新たな「徳島教育大綱」をもとに、教育活動を展開しています。この「徳島教育大綱」の基本方針として、『個性と国際性に富み、夢と志あふれる「人財」の育成』が示されており、この基本方針に沿って、本校の校訓である「協力」「創造」「挑戦」のもと、「地域に根ざした工業教育・商業教育を推進し、たくましい実践力と創造性に富み、地域社会の発展に貢献できる高い志と専門的な技術を有するスペシャリストを育てる」、「人権尊重の精神を養い育み、友愛と協調を重んじるとともに、さまざまな人権課題の解決に向けて努力する生徒を育てる」ことを本校の教育方針として、教育活動を展開しています。具体的には、全普通教室に導入された大型電子黒板等のICTを効果的に活用することで、「主体的・対話的で深い学び」に向けた授業改善等を図るとともに、「個に応じた指導」にも重点を置いた教育活動を展開することとしており、これらの活動を通じて、「21世紀型能力」に対応した「生きる力」を育成するように取り組んでいます。
 現在、少子高齢化、人口減少、生成AIをはじめとする先端技術の活用、ウクライナ問題など、未来を想像することが難しい時代となっており、これまで求められていたグローバル化や情報化への対応に加え、第四次産業革命時代の到来や内閣府が目指すSociety5.0社会などにも対応できる人材の育成が求められています。
 今年度は、学校のスローガンとして「Challenge(挑戦)」を掲げ、工業科・商業科併設のメリットを生かした「つるぎ高校ならではの教育」を推進することにより、持続可能な社会への貢献に努め、「ふるさとを愛し、人権を尊ぶ協調親和の精神を持ち、地域の発展に貢献できる実践力と問題解決能力を身に付けた生徒」、「将来のスペシャリストをめざして、絶えず新たな知識や技術を習得する創造性豊かな生徒」、そして「心身ともに健康で高い志を持ち、社会から信頼され、チャレンジ精神を持った生徒」の育成に努めてまいりますので、引き続き本校の教育活動に御理解と御支援をいただきますようお願い申し上げます。

令和6年度 校長 濵口 和弥