2024年3月20日(水)
世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」取組報告会に参加しました。
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世界農業遺産についての基調講演や地域・学習取組報告などを見聞きして勉強しました。
また講演以外に、世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」展に行って、展示を観ました。
振り返ると改めて世界農業遺産について考えることが出来たと思います。
基調講演では徳島大学大学院社会産業理工学研究部社会総合科地域 准教授 内藤直樹さんの言葉が印象的でした。
「にし阿波の山村景観は近代がいち早く訪れ過ぎ去った"未来"なんじゃないか。"未来"を先取りして次世代に伝える。」とおっしゃっていました。
誰もが課題としている「どのようにして継承していくか」について今後も向き合うことが必要とされています。より活動の効率化を図れるように、まずは現状を見直すことからまた始めていきたいです。
学習取組報告では、私たち高校生が発表しました。他校と私たちの活動を比較してみて、他校の活動は生産者に直接会って話しを聞いたり、体験的な活動を行っているのがほとんどでした。
内容はそれぞれ違っていましたが、"自分たちの地域に誇りを持てた"という気持ちは同じでした。
もし、私たちも生産者と直接関わる機会や体験的な活動の時間があれば、より知識が身につき、理解を深めることができたのではないかと思います。
トロッコ列車と絡めた活動は、私たちにしかできないと思うので、これからも続けていきたいと思います。
<部員の感想>
・色々な話が聞けてとても勉強になりました。自分たちとやってることが違うので、聞いていて面白かったです。
・講演で、世界農業遺産について知らなかったことが知れたので朝から来てよかったと思います。他の高校の話を聞いて、それぞれの学校でいろいろなことをしていることが分かりました。私達の学校でも、もっといろんなことに取り組んでいきたいです。発表はハプニングもありましたが、みんなが素早く対応してくれたおかげで上手くできたと思います。
・自分たちが知らないことが知れて勉強になりました。
・各学校まとめ方が上手だった。
・色々な方のお話を聞けて良かった。カヤの保水力実験みたいなのをしていて凄いと思いました。
・世界農業遺産は世界農業遺産でも自分たちとは全く違う視点で考えられていた。知らないことだらけだったので自分が知っている以上に、もっとにし阿波について学んでいく価値があると感じました。もっとにし阿波傾斜地農耕システムについて学びたいと思いました。
・世界農業遺産のことについて調べて自分たちが知らなかったことを知ることができました。また部活のみんなで発表したいと思いました。
・各学校で世界農業遺産について調べているけど、調べていることや研究していることがそれぞれの学校で全く違うんだなと感じた。大学の先生やジオパークの方、NPO法人さんなど色々な方が世界農業遺産について研究しているんだなと、改めて知ることができました。
・教授のお話など、世界農業遺産のことや、にし阿波のことなどをもっと詳しく知ることができました。また、他校の発表の内容も、各校別々にいろいろな研究をしていたりなど、とてもすごいと思いました。これらを生かして行きたいと思いました。おもてなし活動をしていたところはなかったので、引き続きおもてなし活動を行っていきたいと思います。