【地ビ科】「にし阿波の傾斜地農耕システム」から学ぶ、物の価値(マーケティング)
2025年11月6日 11時27分 [地域ビジネス科]10月22日
田口農園徳島 代表 田口真示さんから
「にし阿波の傾斜地農耕システム」から学ぶ、物の価値
を、テーマに授業をしていただきました。
「限界集落の意味を知っていますか?」
最初に、私たちにこう訪ねられました。
私たちは何も分かりませんでした。
田口さんは、限界集落のことを
「70歳以上の人たちが多く、農業、商業などを通して地域を守れなくなっている集落のこと」
とおっしゃっていて、ハッとしました。
私たち、若い人がどうにかしないといけない身近な問題だと思いました。
次に、より多くの若い人たちに「にし阿波の傾斜地農耕システム」を知ってもらうためには、「体験」が大切で、体験というのは思い出をインプットするため、長い時間がたっても忘れにくいということが分かりました。
一緒に郷土料理やコエグロを作ることで、体験に来た人が帰るときには、農業に対しての考え方が変わっていることはすごく感動しました。
最後に私が心に残ったことは、コエグロを作るなどの「循環型農法」が大切で、それは畑を守ることだけでなく、
傾斜地農耕システムを、守り続けている
ということです。
田口さんが私たち若い人への期待にこれから胸を膨らませてくださるよう、私はマーケティングの授業だけでなく、少しずつ周りの人たちに「にし阿波の傾斜地農耕システム」について知ってもらえるようにしていきます。