ふるさと協働に関する事業

ふるさと協働に関する事業

地域との協働による高校教育推進事業における「アソシエイト」校に決定

文部科学省認定・地域との協働による高等学校教育推進事業(プロフェッショナル型)における「アソシエイト」校に決定
 本校は,本年度(2020年度)より文部科学省のアソシエイト校に認定されました。
 地域から分厚く支える人材の育成に向けた教育改革を推進するため,「まち・ひと・しごと創生基本方針2018(閣議決定)」に基づき,高等学校が自治体、高等教育機関、産業界等との協働によりコンソーシアム(事業共同体)を構築し、地域課題の解決等に関する学びを実現する取り組みを推進する事業です。
 これからも「ものづくり・ひとづくり・まちづくり」を目指し,地域と共に活動し,地域に開かられた学校を目指します。地域の皆様!これからもよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

 

ふるさと協働実施委員会(第1回)開催

 令和2年9月16日(水)本校におきまして,ふるさと協働実施委員会(第1回)を開催いたしました。本委員会は,大学・自治体・地元企業関係者の8名で構成されており,本校の「ふるさと協働による高校教育の質の向上・充実化事業」を推進するものです。 
 当日は,大変有意義な会となりました。事業内容に対する様々なご意見をいただきました。この事業の大きな目標である地元への人材定着に関しましては,「本来の教育活動として,学生が進路や生活する場所を自己決定できる環境を整備し,広い意味で人を育てる,地元に残らなくても成長して社会に貢献する人材を育ててほしい」とのご意見や,「人材が県外に流出することに歯止めをかけ,県外からの移住者が魅力を感じて増加するような情報発信を進めてほしい」とのご意見もありました。本校に対する委員の皆様のご期待を痛感し,改めて本校が果たすべき地元貢献の重要性について再認識いたしました。  
 各委員の皆様より賜りました貴重なご意見を参考にさせていただき,今後の活動に生かしていきたいと思いますので,引き続きのご支援・ご指導をお願いいたします。

 

美馬蚕糸館訪問(令和2年度)

 令和2年8月21日(金)に地域創生クラブ同好会が美馬蚕糸館を訪問させていただきました。美馬蚕糸館は,地元美馬市美馬町にある蚕文化の資料館です。西日本においてトップクラスの繭の生産を誇った美馬市における養蚕の歴史を伝えるとともに、生糸から作る体験や学習を通じて蚕業の魅力を発信する事業を行うことで、地元貢献することを目的とされています。
 今回は,部員8名,教員2名で訪問し,生糸から製作する「シルクのランプシェード」製作を体験しました。館長の前田豊太郎さんらに指導を受け,絹糸の光沢の鮮やかなランプシェードが出来上がりました。また,施設見学では,蚕に関する歴史や蚕具、製糸機械等を拝見し,地元文化について学習しました。生徒達は,繭玉を見るのも初めてでしたが,地元にこのような素晴らしい施設があることに驚いていました。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「ハデかけ・コエグロ体験」(令和2年度)

 令和2年9月14日(月)に建設科2年生11名が,にし阿波地域へ出向きハデかけ・コエグロ体験をしました。これは,「ふるさと協働による高校教育の質の向上・充実化事業」の一環で,世界農業遺産についての学習です。講習を受けた後,班に分かれて稲刈り作業を行いました。その後,ハデかけ作業とコエグロ作業を体験しました。生徒達のほとんどが初めての作業体験で,「伝統文化が分かって良かった」とか「ハデかけ作業は難しかった」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」ワークショップ参加(令和2年度)

 令和2年10月7日(水)本校におきまして,「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」ワークショップが開催されました。これは徳島県西部総合県民局が主催となり,平成30年3月に「世界農業遺産」に認定された「にし阿波地域」の集落を今後どのように残したらいいのかを話し合ったワークショップです。本校からは、工業科・商業科の各科から11名の生徒と教員が参加し,外部講師として5名の方に参加していただきました。
 始めに世界農業遺産の説明を受け,続いて文化庁の大石和男氏による動画メッセージが紹介され,最後にグループディスカッションが開催されました。グループディスカッションでは生徒が取り組んでいる世界農業遺産に関連する事業について話し合い,今後自分達がどのように取り組み,推進するのかについて考えました。生徒達はファシリテーターの方からにし阿波の魅力について説明を聞き,自分達が生まれ育った地元の魅力を再認識し驚いていました。今後も事業を通して,にし阿波地域の地域学習を進めてまいります。関係者の皆様,大変お世話になりました。

 

 

世界農業遺産学習「石積み調査」(令和2年度)

 令和2年10月5日(月)に建設科2年生11名が,地元つるぎ町の家賀道下地区にある松尾様宅を訪問し、石積みを見学しました。これは,「ふるさと協働による高校教育の質の向上・充実化事業」の一環で,世界農業遺産についての学習です。石積みについて現地において歴史や水の水制についての説明を受けた後,見学を実施し様々な石積みについて知識を深めました。生徒達からは,「石積みの仕組みが勉強になって良かった」,「昔の人の生きるための知恵は素晴らしい」などの意見が出ました。今後も,にし阿波地域の石積みに関する調査を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木製のテーブルとチェアの製作と設置

    一般社団法人そらの郷から依頼を受け,建設科3年生が課題研究で木製のテーブルとチェアを製作しました。製作したテーブルとチェアーは10月29日につるぎ町一宇のラ・フォーレつるぎ山に設置しました。多くの人に利用してもらいたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「そば刈り体験」(令和2年度)

 令和2年11月4日(水)に地域創生クラブ同好会が,つるぎ町一宇の大森様のそば畑に出向き,そば刈り体験を実施しました。まずは,鎌の安全な使い方を学び,畑に分かれてそば刈り作業を行いました。その後,そばを束にまとめる方法や天日干し作業を体験しました。生徒達全員が初めての体験で,「きれいに揃えて刈るのが難しかった」,「こんな大変な作業を年配の方がされているのはすごい」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つるぎの達人との交流会(令和2年度)

  令和2年11月6日(金)に地域創生クラブ同好会12名が,つるぎ町役場で「つるぎの達人」の皆様と交流会を実施しました。最初に「つるぎの達人」の定例会を見学し,その後,班に分かれてインタビュー形式で交流しました。生徒達は,観光案内の大変さや活動のやりがいについて学びました。交流を通して生徒達は観光活動について学び,「大変な活動をされていることがわかった」,「高校生でも協力できることがわかった」などの意見がありました。今後も,地元つるぎ町と連携して学習活動を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「野鍛冶体験」(令和2年度)

 令和2年11月13日(金)に機械科3年生5名が,つるぎ町一宇の大森様宅の作業場に出向き,野鍛冶を体験しました。野鍛冶とは,世界農業遺産に含まれる技術の一つです。まずは,火入れ作業を見学し,その後,高温になった鉄を叩くなど野鍛冶技術の指導を受けました。また,伝統を継承するために作業工程をビデオで撮影し記録に残しました。生徒達全員が初めての体験で,「作業が難しかった」,「きれいな形にするのは,すごい技術がいることがわかった」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進め,野鍛冶技術の伝統を継承していきます。