ふるさと協働に関する事業
世界農業遺産学習「石積み調査」(令和2年度)
令和2年10月5日(月)に建設科2年生11名が,地元つるぎ町の家賀道下地区にある松尾様宅を訪問し、石積みを見学しました。これは,「ふるさと協働による高校教育の質の向上・充実化事業」の一環で,世界農業遺産についての学習です。石積みについて現地において歴史や水の水制についての説明を受けた後,見学を実施し様々な石積みについて知識を深めました。生徒達からは,「石積みの仕組みが勉強になって良かった」,「昔の人の生きるための知恵は素晴らしい」などの意見が出ました。今後も,にし阿波地域の石積みに関する調査を進めていきます。
木製のテーブルとチェアの製作と設置
一般社団法人そらの郷から依頼を受け,建設科3年生が課題研究で木製のテーブルとチェアを製作しました。製作したテーブルとチェアーは10月29日につるぎ町一宇のラ・フォーレつるぎ山に設置しました。多くの人に利用してもらいたいと思います。
世界農業遺産学習「そば刈り体験」(令和2年度)
令和2年11月4日(水)に地域創生クラブ同好会が,つるぎ町一宇の大森様のそば畑に出向き,そば刈り体験を実施しました。まずは,鎌の安全な使い方を学び,畑に分かれてそば刈り作業を行いました。その後,そばを束にまとめる方法や天日干し作業を体験しました。生徒達全員が初めての体験で,「きれいに揃えて刈るのが難しかった」,「こんな大変な作業を年配の方がされているのはすごい」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。
つるぎの達人との交流会(令和2年度)
令和2年11月6日(金)に地域創生クラブ同好会12名が,つるぎ町役場で「つるぎの達人」の皆様と交流会を実施しました。最初に「つるぎの達人」の定例会を見学し,その後,班に分かれてインタビュー形式で交流しました。生徒達は,観光案内の大変さや活動のやりがいについて学びました。交流を通して生徒達は観光活動について学び,「大変な活動をされていることがわかった」,「高校生でも協力できることがわかった」などの意見がありました。今後も,地元つるぎ町と連携して学習活動を進めていきます。
世界農業遺産学習「野鍛冶体験」(令和2年度)
令和2年11月13日(金)に機械科3年生5名が,つるぎ町一宇の大森様宅の作業場に出向き,野鍛冶を体験しました。野鍛冶とは,世界農業遺産に含まれる技術の一つです。まずは,火入れ作業を見学し,その後,高温になった鉄を叩くなど野鍛冶技術の指導を受けました。また,伝統を継承するために作業工程をビデオで撮影し記録に残しました。生徒達全員が初めての体験で,「作業が難しかった」,「きれいな形にするのは,すごい技術がいることがわかった」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進め,野鍛冶技術の伝統を継承していきます。