ふるさと協働に関する事業

ふるさと協働に関する事業

台湾姉妹校より交流記念品到着(令和3年度)

 本校は,令和3年12月15日(水)に姉妹校である台湾国立二林高級工商職業学校とオンライン交流会を実施しました。その日を記念して本校からは生徒が製作した木製品をお贈りしました。先日,台湾より3つの交流品が届きました。一つ目は,校長先生直筆の掛け軸で,教育において一般的に使用される言葉で「才能を育てる」という意味が込められています。二つ目は,木製品の梨の置物で「健康祈願」の意味が込められています。三つ目は,生徒手作りの木製のアロマオイルハウスです。記念品を大切に使わせていただきます。台湾の皆様,本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 

 

道の駅貞光ゆうゆう館に「コエグロモニュメント」寄贈

 令和3年12月23日(木)に本校より「道の駅貞光ゆうゆう館」様にコエグロ(世界農業遺産のシンボルの一つで茅を束ねて円錐形に積んだもの)のモニュメントと世界農業遺産を紹介した看板を寄贈させていただきました。電気科と建設科の生徒が協力して現地に設置しました。モニュメントは,本年4月より電気科3年生が約半年間かけて課題研究を通して製作しました。生徒達は,構想から製作,完成まで失敗を繰り返しながら根気強く取り組みました。モニュメントは,アルミ加工で仕上げられ,照明設備を兼ねてLEDが組み込まれています。看板の文字は3Dプリンタで一文字ずつ製作されています。生徒達からは「完成までここまで大変だとは思わなかったが,地域の人が喜んでくれて達成感を感じた」,「自分たちの作ったものが地域の役に立って良かった」などの意見が寄せられました。これからも本校は,ものづくりを通して地域に貢献できる地元に根ざした学校を目指します。 

 

 

世界農業遺産講演会(令和3年度)

 令和3年12月20日(月),本校において1年生を対象に世界農業遺産についての講演会が開催されました。講師には,世界農業遺産協議会事務局の大島理仁さんと(一社)そらの郷より松浦英人さんをお迎えし,「にし阿波の持続可能な未来へ~農業遺産と観光で見つめ直す私たちの故郷~」をテーマに講演をしていただきました。世界農業遺産の魅力や観光資源の活用方法,ふるさとを思う大切さ等を講演していただきました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

台湾オンライン交流(令和3年度)

 令和3年12月15日(水),本校代表生徒5名と教職員5名は,姉妹校である台湾国立二林高級工商職業学校とテレビ会議システムを利用したオンライン交流会に参加しました。オンライン交流会は,本年3月に初めて開催し,今回で2回目となります。

 両校の校長挨拶の後,「コロナ禍における教育現状及び学校が取り組んでいる授業対応施策」と「コロナ禍における地域貢献についての取り組み」について両校がプレゼンテーションを行いました。その後,発表について両校生徒が意見を交わしました。最後に交流の証に記念品を交換し,互いに「コロナに負けずに学校生活を送りましょう」と励まし合いました。生徒達からは「言語が違う相手でも,心で通じ合えることが分かった」,「次は,オンラインではなく直接会って交流したい」などの感想が聞かれました。今後も,国際交流活動を通して地域についての情報を海外に発信していきたいと思います。

 

伝統文化継承学習「コエグロ・わらなえ作り体験」(令和3年度)

 令和3年11月27日(土)に生徒5名が,つるぎ町家賀集落へ出向きコエグロ・わらなえ作りを体験しました。これは,まちしごとファクトリー事業(主催徳島大学等)の一環で徳島大学の学生のみなさんや地域住民のみなさんを含め総勢45名の方々と一緒に伝統文化を学ぶものでした。午前中はエクスカーションに参加した後,つるぎ町内を徒歩で散策し地域学習に取り組みました。次に家賀集落移動後,地域の方々からの指導でコエグロ製作及びわらなえ作りの体験をしました。最後には意見交換会に参加しました。今後も,伝統文化についての学習活動を進めていきます。

 

プログラミング出前授業「半田小学校」(令和3年度)

 令和3年11月27日(金),本校生徒が半田小学校においてプログラミング出前授業を実施しました。本校からは電気工作部12名が参加し,小学校からは6年生の皆さんが参加してくれました。

 最初に犬型レゴロボットによるデモンストレーションがあり,次に高校生によるプログラミング制御について全体説明がありました。その後班活動を行い,小学生の皆さんは積極的にロボットを制御しました。最後は,各班対抗のロボットレースを行い盛り上がりました。高校生からは「母校に恩返しができて良かった」,「学んだことが役に立って良かった」などの意見が寄せられました。

 授業に協力していただきました半田小学校の皆さん,関係の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「野鍛冶体験」(令和3年度)

  令和3年11月10日(木)機械科3年生4名が野鍛冶体験に取り組みました。つるぎ町一宇の大森様宅の作業場に生徒4人が出向き,野鍛冶を体験しました。今回は,剃金の刃の焼き入れと鉄鋼材料およびコークス炉の温度測定に挑戦しました。当日までに校内において鉄鋼材料を使用し,剃金の刃を製作しておきました。当日は,1800度まで計測できる放射温度計を持参し,加熱した剃金の刃の温度変化や炉の温度などの温度データを調査しました。また,油焼き入れも実施しました。今後,持ち帰ったデータを解析する予定です。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進め,野鍛冶技術の伝統を継承していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「石積み調査」(令和3年度)

 令和3年11月9日(火)に建設科3年生7名が,にし阿波地域へ出向き石積みを見学しました。今回は三好市井川町井内地区に出向きました。昨年度に引き続きの見学となり地域による石積みの違いを検討しました。生徒達からは,「きれいに積まれていて驚いた」,「どのように石を運び,どのように積み上げたのか昔の人の技術はすごいと思った」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

道の駅貞光ゆうゆう館にベンチ寄贈

 令和3年11月3日(水)に本校より「道の駅貞光ゆうゆう館」様にベンチを寄贈させていただきました。当日は,道の駅貞光ゆうゆう館の創業祭が開催され,それに合わせて本校建設科3年生5名が製作したベンチを寄贈させていただきました。これからも本校は地域の方々に感謝し,地域貢献活動に取り組んでまいります。

 

世界農業遺産学習「そば刈り体験」(令和3年度)

 令和3年11月1日(月)地域創生部同好会の4名(電気科2年生1名と地域ビジネス科3年生1名2年生2名)が,つるぎ町一宇の大森様宅のそば畑に出向き,そば刈りを体験しました。昨年度からの継続事業となりますが,今回も傾斜地でのそばの収穫作業を体験しました。

 全員が初めての体験で,「うまく切れなかったり、枝ごと抜けてしまったり意外とむずかしかった」,「普段畑仕事をしないのでとても貴重な体験ができた」,「乾燥できたら脱穀の手伝いもしてみたい」,「大森さんのように傾斜地で作業するのは大変だと思った」などの感想がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進め,傾斜地農法技術の伝統を継承する活動に取り組んでいきます。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元特産品(半田そうめん)PR

 令和3年10月13日(水)に本校文化祭にて,地元特産品である半田そうめんを販売しました。コロナ禍であるため調理はできませんでしたが,地元の(有)北室白扇様のご協力により半田手延そうめんのノンフライカップめんを販売いたしました。大半の生徒達はカップそうめんがあることを知りませんでしたが,これを機に少しでも地元の特産品に興味をもってくれればと思います。

 

世界農業遺産学習「稲刈り体験」(令和3年度)

 令和3年8月31日(火)に建設科3年生8名が,にし阿波地域へ出向き,稲刈り体験をしました。生徒達は,昨年度ハデかけ・コエグロ作業を体験しており,約一年ぶりの稲刈り作業となりました。昨年度に引き続きの体験となり作業も手早く行えました。生徒達からは,「昨年より上達した」とか「やはり農作業は大変だった」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

「地元造園業者による出張講座」

 令和3年6月1日(火)・11日(金)建設科3年生11名が,校内において芝張り施工に取り組みました。また,電気科3年生25名も補助作業に取り組みました。講師には,本校の卒業生である北地貴裕氏を招聘し,芝張り施工の実技指導を受けました。施工場所は,校内において前年度擁壁工事を実施した周辺とし,緑化推進として芝生施工を体験しました。講師からは,施工方法から管理方法まで芝生の養成についての実技指導がありました。生徒達全員が初めての体験で,「広い範囲に芝を張るのは大変だった」,「芝張りは初めてだったが,良い経験になった」,「学校がきれいになったのでうれしい,この芝生の上で寝転んでみたい」などの意見がありました。講師の北地様には大変お世話になりました。ありがとうございました。本校では,これからも地域の皆様と協働で学習活動を推進していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「オンラインによる野鍛冶学習」(令和3年度)

 令和3年6月10日(木)機械科3年生45名と電気科3年生25名の計70名が,オンラインによる野鍛冶学習に取り組みました。つるぎ町一宇の大森様宅の作業場に生徒4人が出向き,野鍛冶を体験しました。昨年度からの継続事業となりますが,今回は五寸釘からペーパーナイフを製作する体験に取り組みました。

 作業内容は,オンラインにより本校に中継され,生徒一人一人がタブレットを活用し,野鍛冶技術の指導を受けました。全員が初めての体験で,「教科書で習った鍛造について,体験できて良かった」,「鉄の色の変化や形が変形する様子がリアルだった」,「実習のオンライン中継は初めてだったがわかりやすかった」,「自分も現地でやってみたかった」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進め,野鍛冶技術の伝統を継承していきます。

 

 

 

 

 

お茶の生葉染め体験(家庭クラブ・ふるさと協働)

 令和3年5月27日(木)に地域ビジネス科2年生4名と電気科3年生12名の計16名が,本校食物実習室において,生葉染めを体験しました。先日,三好市において摘んだ茶を原料に茶葉の煮出しから媒染まで体験しました。生徒達は初めての体験で,「自分たちで摘んだお茶がこのような形で利用できるとは思わなかった」,「飲むだけでないお茶の使い方がわかって良かった」などの意見が聞かれました。校外の体験から校内へ持ち帰っての学習で地元特産品への理解が深まりました。染めた布は,不要となったカーテンを使用しました。完成した染め物は,コースター等に再利用したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふるさと協働実施委員会(第3回)開催

 令和3年5月21日(金)本校におきまして,ふるさと協働実施委員会(第3回)を開催いたしました。
 事務局より,本年度の事業計画や新規事業に対する報告の後,委員の皆様より事業に対する様々なご提言をいただきました。委員の方からは「道の駅貞光ゆうゆう館とつるぎ高校が連携して互いに発展し合うことが地域にとって大切」「会社として協力できることがあればぜひ協力したい」「つるぎ高校で地域のことを学んで,それぞれの地域にもって帰って活かしてほしい」「高校生が地域のために事業を実施してくれることは有り難い」「県外大学進学者には,県の奨学金返還についての支援があることを知って活用していただきたい」「小中学校の地域学習の効果が高校で現れている」「事業に関する教育プログラムを作成してほしい」「事業を通して学校文化の継承につなげ,継続性を保たせてほしい」などの貴重な意見をいただきました。本校に対する委員の皆様のご期待を痛感しました。  
 各委員の皆様より賜りました貴重なご意見を参考にさせていただき,本年度の活動に生かしていきたいと思いますので,引き続きのご支援・ご指導をお願いいたします。

世界農業遺産学習「茶摘み体験」(令和3年度)

 令和3年5月19日(水)に電気科3年生24名が,三好市井川町井内の近藤修様および大西初廣様宅の農場に出向き,茶摘みを体験しました。世界農業遺産であるにし阿波地域の傾斜地農耕システムで栽培されている茶について学習しました。まずは,地元の方から説明を受け,生徒一人一人が手摘みで茶を収穫しました。その後,阿波みよし農協の井川製茶工場を見学しました。工場では宮成様より機械の説明や煎茶の製造工程の説明を受けました。生徒達の大半が初めての体験で,「貴重な体験ができて良かった」,「作業が大変で年配の方がしているのに驚いた」,「手摘みの大変さがわかった」,「製造工程が思ったより長く,工場の機械が大きかった」などの意見がありました。本年度も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

台湾姉妹校より交流記念品到着

 本校は,令和3年3月17日(水)に姉妹校である台湾国立二林高級工商職業学校とオンライン交流会を実施しました。その際,互いの交流の記念の証に記念品を送り合う計画になっておりました。

 先日,台湾より3つの記念品が届きました。一つは,掛け軸で校長先生が「百年樹人」と揮毫されています。これは中国の格言で「百年かけて人材を育てる。長い目で人材育成をする」という意味です。二つ目は,柿のガラス製品です。台湾では柿は縁起物です。三つ目は,生徒手作りの木製のキーホルダーです。一つ一つの形が異なり,生徒が心を込めて製作したことが手にとってわかるオリジナリティー溢れる作品です。
 コロナ禍で国際交流が困難ですが,記念品を大切に使わせていただきます。これからも本校では,台湾姉妹校と同様に地域貢献の活動を展開していきます。台湾の皆様,本当ににありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 

台湾オンライン交流(令和2年度)

 令和3年3月17日(水),本校代表生徒12名と教職員5名が海外の姉妹校である台湾国立二林高級工商職業学校とテレビ会議システムを利用し,オンライン交流会を実施しました。
 最初に校長挨拶の後,交流記念品として両校の生徒が製作したオリジナル木工作品等を紹介し,国際便で贈り合う運びとなりました。その後両校のプロモーションビデオを紹介し,次に「少子化の現状と学校の地域貢献について」をテーマにプレゼンテーションを行い,それに対しての意見交換を行いました。互いに少子化の問題を抱える中,高校生による地域貢献活動への熱意が感じられる白熱した交流会となりました。
 コロナ禍で国際交流が困難な最中,改めて国際交流の大切さを感じた本校生徒からは,「台湾の地域貢献活動が勉強になった」,「コロナが終わればぜひ台湾に行ってみたい」などの感想が聞かれました。今後も世界農業遺産を含めた地元の魅力を海外に発信していきます。
 最後になりましたが,通訳を含め交流会にご協力していただきました徳島県観光協会の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

ふるさと協働実施委員会(第2回)開催

 令和3年2月24日(水)本校におきまして,ふるさと協働実施委員会(第2回)を開催いたしました。
 本校事務局より事業に対する中間報告の後,委員の皆様より事業に対する様々なご提言をいただきました。委員の方からは「アンケートでは地域貢献したい生徒の割合が多いので心強いが,その生徒を学校教育の中でしっかり伸ばして後継者を育ててほしい」「アンケートからも生徒の意識が高まっていることが読み取れる」「生徒自らさらに活動内容を外部に発信してほしい」「地元企業への就職意識が高まるように企業も努力したい」「活動を通して身につけた技術を高校生が他の人に教えていく活動も大切」「活動内容をさらに授業の中で様々に展開させてほしい」「HPを見ているが、コロナ禍でもこれだけの活動ができたことは素晴らしい」「行動や体験が学びに繋がっていくので,システム化し,その繋がりを持たせていくことが大切」などの意見をいただきました。本校に対する委員の皆様のご期待を痛感し,改めて本校が果たすべき地元貢献の重要性について再認識いたしました。  
 各委員の皆様より賜りました貴重なご意見を参考にさせていただき,来年度の活動に生かしていきたいと思いますので,引き続きのご支援・ご指導をお願いいたします。