ふるさと協働に関する事業

ふるさと協働に関する事業

台湾姉妹校より交流記念品到着(令和3年度)

 本校は,令和3年12月15日(水)に姉妹校である台湾国立二林高級工商職業学校とオンライン交流会を実施しました。その日を記念して本校からは生徒が製作した木製品をお贈りしました。先日,台湾より3つの交流品が届きました。一つ目は,校長先生直筆の掛け軸で,教育において一般的に使用される言葉で「才能を育てる」という意味が込められています。二つ目は,木製品の梨の置物で「健康祈願」の意味が込められています。三つ目は,生徒手作りの木製のアロマオイルハウスです。記念品を大切に使わせていただきます。台湾の皆様,本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 

 

道の駅貞光ゆうゆう館に「コエグロモニュメント」寄贈

 令和3年12月23日(木)に本校より「道の駅貞光ゆうゆう館」様にコエグロ(世界農業遺産のシンボルの一つで茅を束ねて円錐形に積んだもの)のモニュメントと世界農業遺産を紹介した看板を寄贈させていただきました。電気科と建設科の生徒が協力して現地に設置しました。モニュメントは,本年4月より電気科3年生が約半年間かけて課題研究を通して製作しました。生徒達は,構想から製作,完成まで失敗を繰り返しながら根気強く取り組みました。モニュメントは,アルミ加工で仕上げられ,照明設備を兼ねてLEDが組み込まれています。看板の文字は3Dプリンタで一文字ずつ製作されています。生徒達からは「完成までここまで大変だとは思わなかったが,地域の人が喜んでくれて達成感を感じた」,「自分たちの作ったものが地域の役に立って良かった」などの意見が寄せられました。これからも本校は,ものづくりを通して地域に貢献できる地元に根ざした学校を目指します。 

 

 

世界農業遺産講演会(令和3年度)

 令和3年12月20日(月),本校において1年生を対象に世界農業遺産についての講演会が開催されました。講師には,世界農業遺産協議会事務局の大島理仁さんと(一社)そらの郷より松浦英人さんをお迎えし,「にし阿波の持続可能な未来へ~農業遺産と観光で見つめ直す私たちの故郷~」をテーマに講演をしていただきました。世界農業遺産の魅力や観光資源の活用方法,ふるさとを思う大切さ等を講演していただきました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

台湾オンライン交流(令和3年度)

 令和3年12月15日(水),本校代表生徒5名と教職員5名は,姉妹校である台湾国立二林高級工商職業学校とテレビ会議システムを利用したオンライン交流会に参加しました。オンライン交流会は,本年3月に初めて開催し,今回で2回目となります。

 両校の校長挨拶の後,「コロナ禍における教育現状及び学校が取り組んでいる授業対応施策」と「コロナ禍における地域貢献についての取り組み」について両校がプレゼンテーションを行いました。その後,発表について両校生徒が意見を交わしました。最後に交流の証に記念品を交換し,互いに「コロナに負けずに学校生活を送りましょう」と励まし合いました。生徒達からは「言語が違う相手でも,心で通じ合えることが分かった」,「次は,オンラインではなく直接会って交流したい」などの感想が聞かれました。今後も,国際交流活動を通して地域についての情報を海外に発信していきたいと思います。

 

伝統文化継承学習「コエグロ・わらなえ作り体験」(令和3年度)

 令和3年11月27日(土)に生徒5名が,つるぎ町家賀集落へ出向きコエグロ・わらなえ作りを体験しました。これは,まちしごとファクトリー事業(主催徳島大学等)の一環で徳島大学の学生のみなさんや地域住民のみなさんを含め総勢45名の方々と一緒に伝統文化を学ぶものでした。午前中はエクスカーションに参加した後,つるぎ町内を徒歩で散策し地域学習に取り組みました。次に家賀集落移動後,地域の方々からの指導でコエグロ製作及びわらなえ作りの体験をしました。最後には意見交換会に参加しました。今後も,伝統文化についての学習活動を進めていきます。

 

プログラミング出前授業「半田小学校」(令和3年度)

 令和3年11月27日(金),本校生徒が半田小学校においてプログラミング出前授業を実施しました。本校からは電気工作部12名が参加し,小学校からは6年生の皆さんが参加してくれました。

 最初に犬型レゴロボットによるデモンストレーションがあり,次に高校生によるプログラミング制御について全体説明がありました。その後班活動を行い,小学生の皆さんは積極的にロボットを制御しました。最後は,各班対抗のロボットレースを行い盛り上がりました。高校生からは「母校に恩返しができて良かった」,「学んだことが役に立って良かった」などの意見が寄せられました。

 授業に協力していただきました半田小学校の皆さん,関係の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「野鍛冶体験」(令和3年度)

  令和3年11月10日(木)機械科3年生4名が野鍛冶体験に取り組みました。つるぎ町一宇の大森様宅の作業場に生徒4人が出向き,野鍛冶を体験しました。今回は,剃金の刃の焼き入れと鉄鋼材料およびコークス炉の温度測定に挑戦しました。当日までに校内において鉄鋼材料を使用し,剃金の刃を製作しておきました。当日は,1800度まで計測できる放射温度計を持参し,加熱した剃金の刃の温度変化や炉の温度などの温度データを調査しました。また,油焼き入れも実施しました。今後,持ち帰ったデータを解析する予定です。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進め,野鍛冶技術の伝統を継承していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「石積み調査」(令和3年度)

 令和3年11月9日(火)に建設科3年生7名が,にし阿波地域へ出向き石積みを見学しました。今回は三好市井川町井内地区に出向きました。昨年度に引き続きの見学となり地域による石積みの違いを検討しました。生徒達からは,「きれいに積まれていて驚いた」,「どのように石を運び,どのように積み上げたのか昔の人の技術はすごいと思った」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

道の駅貞光ゆうゆう館にベンチ寄贈

 令和3年11月3日(水)に本校より「道の駅貞光ゆうゆう館」様にベンチを寄贈させていただきました。当日は,道の駅貞光ゆうゆう館の創業祭が開催され,それに合わせて本校建設科3年生5名が製作したベンチを寄贈させていただきました。これからも本校は地域の方々に感謝し,地域貢献活動に取り組んでまいります。

 

世界農業遺産学習「そば刈り体験」(令和3年度)

 令和3年11月1日(月)地域創生部同好会の4名(電気科2年生1名と地域ビジネス科3年生1名2年生2名)が,つるぎ町一宇の大森様宅のそば畑に出向き,そば刈りを体験しました。昨年度からの継続事業となりますが,今回も傾斜地でのそばの収穫作業を体験しました。

 全員が初めての体験で,「うまく切れなかったり、枝ごと抜けてしまったり意外とむずかしかった」,「普段畑仕事をしないのでとても貴重な体験ができた」,「乾燥できたら脱穀の手伝いもしてみたい」,「大森さんのように傾斜地で作業するのは大変だと思った」などの感想がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進め,傾斜地農法技術の伝統を継承する活動に取り組んでいきます。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元特産品(半田そうめん)PR

 令和3年10月13日(水)に本校文化祭にて,地元特産品である半田そうめんを販売しました。コロナ禍であるため調理はできませんでしたが,地元の(有)北室白扇様のご協力により半田手延そうめんのノンフライカップめんを販売いたしました。大半の生徒達はカップそうめんがあることを知りませんでしたが,これを機に少しでも地元の特産品に興味をもってくれればと思います。

 

世界農業遺産学習「稲刈り体験」(令和3年度)

 令和3年8月31日(火)に建設科3年生8名が,にし阿波地域へ出向き,稲刈り体験をしました。生徒達は,昨年度ハデかけ・コエグロ作業を体験しており,約一年ぶりの稲刈り作業となりました。昨年度に引き続きの体験となり作業も手早く行えました。生徒達からは,「昨年より上達した」とか「やはり農作業は大変だった」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

「地元造園業者による出張講座」

 令和3年6月1日(火)・11日(金)建設科3年生11名が,校内において芝張り施工に取り組みました。また,電気科3年生25名も補助作業に取り組みました。講師には,本校の卒業生である北地貴裕氏を招聘し,芝張り施工の実技指導を受けました。施工場所は,校内において前年度擁壁工事を実施した周辺とし,緑化推進として芝生施工を体験しました。講師からは,施工方法から管理方法まで芝生の養成についての実技指導がありました。生徒達全員が初めての体験で,「広い範囲に芝を張るのは大変だった」,「芝張りは初めてだったが,良い経験になった」,「学校がきれいになったのでうれしい,この芝生の上で寝転んでみたい」などの意見がありました。講師の北地様には大変お世話になりました。ありがとうございました。本校では,これからも地域の皆様と協働で学習活動を推進していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「オンラインによる野鍛冶学習」(令和3年度)

 令和3年6月10日(木)機械科3年生45名と電気科3年生25名の計70名が,オンラインによる野鍛冶学習に取り組みました。つるぎ町一宇の大森様宅の作業場に生徒4人が出向き,野鍛冶を体験しました。昨年度からの継続事業となりますが,今回は五寸釘からペーパーナイフを製作する体験に取り組みました。

 作業内容は,オンラインにより本校に中継され,生徒一人一人がタブレットを活用し,野鍛冶技術の指導を受けました。全員が初めての体験で,「教科書で習った鍛造について,体験できて良かった」,「鉄の色の変化や形が変形する様子がリアルだった」,「実習のオンライン中継は初めてだったがわかりやすかった」,「自分も現地でやってみたかった」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進め,野鍛冶技術の伝統を継承していきます。

 

 

 

 

 

お茶の生葉染め体験(家庭クラブ・ふるさと協働)

 令和3年5月27日(木)に地域ビジネス科2年生4名と電気科3年生12名の計16名が,本校食物実習室において,生葉染めを体験しました。先日,三好市において摘んだ茶を原料に茶葉の煮出しから媒染まで体験しました。生徒達は初めての体験で,「自分たちで摘んだお茶がこのような形で利用できるとは思わなかった」,「飲むだけでないお茶の使い方がわかって良かった」などの意見が聞かれました。校外の体験から校内へ持ち帰っての学習で地元特産品への理解が深まりました。染めた布は,不要となったカーテンを使用しました。完成した染め物は,コースター等に再利用したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふるさと協働実施委員会(第3回)開催

 令和3年5月21日(金)本校におきまして,ふるさと協働実施委員会(第3回)を開催いたしました。
 事務局より,本年度の事業計画や新規事業に対する報告の後,委員の皆様より事業に対する様々なご提言をいただきました。委員の方からは「道の駅貞光ゆうゆう館とつるぎ高校が連携して互いに発展し合うことが地域にとって大切」「会社として協力できることがあればぜひ協力したい」「つるぎ高校で地域のことを学んで,それぞれの地域にもって帰って活かしてほしい」「高校生が地域のために事業を実施してくれることは有り難い」「県外大学進学者には,県の奨学金返還についての支援があることを知って活用していただきたい」「小中学校の地域学習の効果が高校で現れている」「事業に関する教育プログラムを作成してほしい」「事業を通して学校文化の継承につなげ,継続性を保たせてほしい」などの貴重な意見をいただきました。本校に対する委員の皆様のご期待を痛感しました。  
 各委員の皆様より賜りました貴重なご意見を参考にさせていただき,本年度の活動に生かしていきたいと思いますので,引き続きのご支援・ご指導をお願いいたします。

世界農業遺産学習「茶摘み体験」(令和3年度)

 令和3年5月19日(水)に電気科3年生24名が,三好市井川町井内の近藤修様および大西初廣様宅の農場に出向き,茶摘みを体験しました。世界農業遺産であるにし阿波地域の傾斜地農耕システムで栽培されている茶について学習しました。まずは,地元の方から説明を受け,生徒一人一人が手摘みで茶を収穫しました。その後,阿波みよし農協の井川製茶工場を見学しました。工場では宮成様より機械の説明や煎茶の製造工程の説明を受けました。生徒達の大半が初めての体験で,「貴重な体験ができて良かった」,「作業が大変で年配の方がしているのに驚いた」,「手摘みの大変さがわかった」,「製造工程が思ったより長く,工場の機械が大きかった」などの意見がありました。本年度も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

台湾姉妹校より交流記念品到着

 本校は,令和3年3月17日(水)に姉妹校である台湾国立二林高級工商職業学校とオンライン交流会を実施しました。その際,互いの交流の記念の証に記念品を送り合う計画になっておりました。

 先日,台湾より3つの記念品が届きました。一つは,掛け軸で校長先生が「百年樹人」と揮毫されています。これは中国の格言で「百年かけて人材を育てる。長い目で人材育成をする」という意味です。二つ目は,柿のガラス製品です。台湾では柿は縁起物です。三つ目は,生徒手作りの木製のキーホルダーです。一つ一つの形が異なり,生徒が心を込めて製作したことが手にとってわかるオリジナリティー溢れる作品です。
 コロナ禍で国際交流が困難ですが,記念品を大切に使わせていただきます。これからも本校では,台湾姉妹校と同様に地域貢献の活動を展開していきます。台湾の皆様,本当ににありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 

台湾オンライン交流(令和2年度)

 令和3年3月17日(水),本校代表生徒12名と教職員5名が海外の姉妹校である台湾国立二林高級工商職業学校とテレビ会議システムを利用し,オンライン交流会を実施しました。
 最初に校長挨拶の後,交流記念品として両校の生徒が製作したオリジナル木工作品等を紹介し,国際便で贈り合う運びとなりました。その後両校のプロモーションビデオを紹介し,次に「少子化の現状と学校の地域貢献について」をテーマにプレゼンテーションを行い,それに対しての意見交換を行いました。互いに少子化の問題を抱える中,高校生による地域貢献活動への熱意が感じられる白熱した交流会となりました。
 コロナ禍で国際交流が困難な最中,改めて国際交流の大切さを感じた本校生徒からは,「台湾の地域貢献活動が勉強になった」,「コロナが終わればぜひ台湾に行ってみたい」などの感想が聞かれました。今後も世界農業遺産を含めた地元の魅力を海外に発信していきます。
 最後になりましたが,通訳を含め交流会にご協力していただきました徳島県観光協会の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

ふるさと協働実施委員会(第2回)開催

 令和3年2月24日(水)本校におきまして,ふるさと協働実施委員会(第2回)を開催いたしました。
 本校事務局より事業に対する中間報告の後,委員の皆様より事業に対する様々なご提言をいただきました。委員の方からは「アンケートでは地域貢献したい生徒の割合が多いので心強いが,その生徒を学校教育の中でしっかり伸ばして後継者を育ててほしい」「アンケートからも生徒の意識が高まっていることが読み取れる」「生徒自らさらに活動内容を外部に発信してほしい」「地元企業への就職意識が高まるように企業も努力したい」「活動を通して身につけた技術を高校生が他の人に教えていく活動も大切」「活動内容をさらに授業の中で様々に展開させてほしい」「HPを見ているが、コロナ禍でもこれだけの活動ができたことは素晴らしい」「行動や体験が学びに繋がっていくので,システム化し,その繋がりを持たせていくことが大切」などの意見をいただきました。本校に対する委員の皆様のご期待を痛感し,改めて本校が果たすべき地元貢献の重要性について再認識いたしました。  
 各委員の皆様より賜りました貴重なご意見を参考にさせていただき,来年度の活動に生かしていきたいと思いますので,引き続きのご支援・ご指導をお願いいたします。

 

プログラミング出前授業「岩倉中学校」(令和2年度)

 令和3年2月18日(木),本校生徒が岩倉中学校においてプログラミング出前授業を実施しました。本校からは電気工作部2年生8名が参加し,中学校側は2年生の皆さんが参加してくれました。
 授業では高校生があらかじめ自作したレゴロボット5台を持参しました。最初にプログラミングによるレゴロボット制御について全体説明があり,その後4班に分かれて班活動を行いました。高校生は各班に一人ずつの担当で中学生と共に活動しました。中学生の皆さんは非常に積極的に活動に参加してくれました。最後は,各班で協力して考えたオリジナルプログラムによりロボットを制御し,コースを使ってレースを行いました。
 最後のレースも盛り上がり楽しい雰囲気で授業を終えることできました。本校生徒からは,「中学生が楽しんでくれて良かった」,「中学生に教えることが難しかった」などの感想が聞かれました。
 授業に協力していただきました岩倉中学2年生の皆さん,関係の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

世界農業遺産講演会(令和2年度)

 令和2年12月21日(月),本校において2年生を対象に世界農業遺産についての講演会が開催されました。徳島剣山世界農業遺産推進協議会事務局の大島理仁さんを講演者にお迎えし,「世界農業遺産にし阿波地域」のテーマで講演をしていただきました。にし阿波地域が世界農業遺産に認定された経緯やその魅力,奥深いふるさとの大切な価値について講演をしていただきました。最後にふるさとを大切に思いながら今後の人生でもそれぞれの道で頑張ってほしいとメッセージをいただきました。生徒からは,「自分達の住んでいる地域がこんなに素晴らしいとは思わなかった」,「ふるさとを今後も大切にしたい」などの感想が聞かれました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」発表会参加(令和2年度)

 令和2年11月29日(日)に「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」発表会がつるぎ町農業構造改善センターにおいて開催されました。本校からは代表者3名が出席しました。これは,世界農業遺産の魅力やその継承方法,集落存続について高校生の視点で考え,発表するものでした。当日は,西部4校(つるぎ・脇町・穴吹・池田)の発表がありましたが,本校は「SDGsを見据えた地域の未来創造」というテーマで,日頃の取組内容を発表しました。ファシリテーターの大石和男氏(文化庁文化財調査官)から野鍛冶技術継承や石積み調査などに期待の声を寄せていただきました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。また,この模様は令和3年1月8日「旬感!あわだより」等で放送予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「野鍛冶体験」(令和2年度)

 令和2年11月13日(金)に機械科3年生5名が,つるぎ町一宇の大森様宅の作業場に出向き,野鍛冶を体験しました。野鍛冶とは,世界農業遺産に含まれる技術の一つです。まずは,火入れ作業を見学し,その後,高温になった鉄を叩くなど野鍛冶技術の指導を受けました。また,伝統を継承するために作業工程をビデオで撮影し記録に残しました。生徒達全員が初めての体験で,「作業が難しかった」,「きれいな形にするのは,すごい技術がいることがわかった」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進め,野鍛冶技術の伝統を継承していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つるぎの達人との交流会(令和2年度)

  令和2年11月6日(金)に地域創生クラブ同好会12名が,つるぎ町役場で「つるぎの達人」の皆様と交流会を実施しました。最初に「つるぎの達人」の定例会を見学し,その後,班に分かれてインタビュー形式で交流しました。生徒達は,観光案内の大変さや活動のやりがいについて学びました。交流を通して生徒達は観光活動について学び,「大変な活動をされていることがわかった」,「高校生でも協力できることがわかった」などの意見がありました。今後も,地元つるぎ町と連携して学習活動を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「そば刈り体験」(令和2年度)

 令和2年11月4日(水)に地域創生クラブ同好会が,つるぎ町一宇の大森様のそば畑に出向き,そば刈り体験を実施しました。まずは,鎌の安全な使い方を学び,畑に分かれてそば刈り作業を行いました。その後,そばを束にまとめる方法や天日干し作業を体験しました。生徒達全員が初めての体験で,「きれいに揃えて刈るのが難しかった」,「こんな大変な作業を年配の方がされているのはすごい」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木製のテーブルとチェアの製作と設置

    一般社団法人そらの郷から依頼を受け,建設科3年生が課題研究で木製のテーブルとチェアを製作しました。製作したテーブルとチェアーは10月29日につるぎ町一宇のラ・フォーレつるぎ山に設置しました。多くの人に利用してもらいたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界農業遺産学習「石積み調査」(令和2年度)

 令和2年10月5日(月)に建設科2年生11名が,地元つるぎ町の家賀道下地区にある松尾様宅を訪問し、石積みを見学しました。これは,「ふるさと協働による高校教育の質の向上・充実化事業」の一環で,世界農業遺産についての学習です。石積みについて現地において歴史や水の水制についての説明を受けた後,見学を実施し様々な石積みについて知識を深めました。生徒達からは,「石積みの仕組みが勉強になって良かった」,「昔の人の生きるための知恵は素晴らしい」などの意見が出ました。今後も,にし阿波地域の石積みに関する調査を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」ワークショップ参加(令和2年度)

 令和2年10月7日(水)本校におきまして,「にし阿波エシカル未来創造キャンパス」ワークショップが開催されました。これは徳島県西部総合県民局が主催となり,平成30年3月に「世界農業遺産」に認定された「にし阿波地域」の集落を今後どのように残したらいいのかを話し合ったワークショップです。本校からは、工業科・商業科の各科から11名の生徒と教員が参加し,外部講師として5名の方に参加していただきました。
 始めに世界農業遺産の説明を受け,続いて文化庁の大石和男氏による動画メッセージが紹介され,最後にグループディスカッションが開催されました。グループディスカッションでは生徒が取り組んでいる世界農業遺産に関連する事業について話し合い,今後自分達がどのように取り組み,推進するのかについて考えました。生徒達はファシリテーターの方からにし阿波の魅力について説明を聞き,自分達が生まれ育った地元の魅力を再認識し驚いていました。今後も事業を通して,にし阿波地域の地域学習を進めてまいります。関係者の皆様,大変お世話になりました。

 

 

世界農業遺産学習「ハデかけ・コエグロ体験」(令和2年度)

 令和2年9月14日(月)に建設科2年生11名が,にし阿波地域へ出向きハデかけ・コエグロ体験をしました。これは,「ふるさと協働による高校教育の質の向上・充実化事業」の一環で,世界農業遺産についての学習です。講習を受けた後,班に分かれて稲刈り作業を行いました。その後,ハデかけ作業とコエグロ作業を体験しました。生徒達のほとんどが初めての作業体験で,「伝統文化が分かって良かった」とか「ハデかけ作業は難しかった」などの意見がありました。今後も,世界農業遺産についての学習活動を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美馬蚕糸館訪問(令和2年度)

 令和2年8月21日(金)に地域創生クラブ同好会が美馬蚕糸館を訪問させていただきました。美馬蚕糸館は,地元美馬市美馬町にある蚕文化の資料館です。西日本においてトップクラスの繭の生産を誇った美馬市における養蚕の歴史を伝えるとともに、生糸から作る体験や学習を通じて蚕業の魅力を発信する事業を行うことで、地元貢献することを目的とされています。
 今回は,部員8名,教員2名で訪問し,生糸から製作する「シルクのランプシェード」製作を体験しました。館長の前田豊太郎さんらに指導を受け,絹糸の光沢の鮮やかなランプシェードが出来上がりました。また,施設見学では,蚕に関する歴史や蚕具、製糸機械等を拝見し,地元文化について学習しました。生徒達は,繭玉を見るのも初めてでしたが,地元にこのような素晴らしい施設があることに驚いていました。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふるさと協働実施委員会(第1回)開催

 令和2年9月16日(水)本校におきまして,ふるさと協働実施委員会(第1回)を開催いたしました。本委員会は,大学・自治体・地元企業関係者の8名で構成されており,本校の「ふるさと協働による高校教育の質の向上・充実化事業」を推進するものです。 
 当日は,大変有意義な会となりました。事業内容に対する様々なご意見をいただきました。この事業の大きな目標である地元への人材定着に関しましては,「本来の教育活動として,学生が進路や生活する場所を自己決定できる環境を整備し,広い意味で人を育てる,地元に残らなくても成長して社会に貢献する人材を育ててほしい」とのご意見や,「人材が県外に流出することに歯止めをかけ,県外からの移住者が魅力を感じて増加するような情報発信を進めてほしい」とのご意見もありました。本校に対する委員の皆様のご期待を痛感し,改めて本校が果たすべき地元貢献の重要性について再認識いたしました。  
 各委員の皆様より賜りました貴重なご意見を参考にさせていただき,今後の活動に生かしていきたいと思いますので,引き続きのご支援・ご指導をお願いいたします。

 

地域との協働による高校教育推進事業における「アソシエイト」校に決定

文部科学省認定・地域との協働による高等学校教育推進事業(プロフェッショナル型)における「アソシエイト」校に決定
 本校は,本年度(2020年度)より文部科学省のアソシエイト校に認定されました。
 地域から分厚く支える人材の育成に向けた教育改革を推進するため,「まち・ひと・しごと創生基本方針2018(閣議決定)」に基づき,高等学校が自治体、高等教育機関、産業界等との協働によりコンソーシアム(事業共同体)を構築し、地域課題の解決等に関する学びを実現する取り組みを推進する事業です。
 これからも「ものづくり・ひとづくり・まちづくり」を目指し,地域と共に活動し,地域に開かられた学校を目指します。地域の皆様!これからもよろしくお願いいたします!